人によって恐怖は違う

『お金が欲しい』
私を含め、そう思っている人は多いと思います。

では、何のためにお金が欲しいのでしょう?

・しっかりご飯が食べたいから

・安心できる場所に住みたい

・パートナーが欲しい

・他人からチヤホヤされたい

・自分を表現するため

いろんな目的があります。

そして、目的が違うと、
行動も変わってきますよね。

「お金が欲しい」

その一言でも、いろんな目的があり
手段があるので
自分と相手の欲求が同じとは限りません。

目的を知ることは
自己理解にも、他者理解にも大事。

同じように
相手が何に対して恐怖を持っているのかも
知っておくと、とても会話が楽になります。

恐怖とは、言い換えると強い欲求だから。

なぜ、こんなことを言うかって?

それは、現在の日本には

史上最多の様々な価値観が存在し
会話が成り立たない事が多いのでないか

と、思うからです。

私は、
それだけ世の中が豊かになった証拠
だと感じます。

ですが、それにより意思疎通できないのは
歯がゆい感じがします。

恐怖はイライラや不満感として空気で伝わり
聞いているこっちも嫌な気持ちになりますが

身近な人の気持ちは知ってあげたい
と思った時に、
この記事に書いていることが
少しでもお役に立つと幸いです。

価値観の指標として
マズローの5段階欲求が分かりやすいので
それを用いて説明します。

大変な人生を生き抜いてきた方々には
生理的欲求安全の欲求
何よりも強いと思います。

生理的欲求とは、生命を維持したい
つまり
呼吸・食事・睡眠・性の欲求を指します。

安全の欲求とは、防衛的態度として
身の安全・身分の安定・他人への依存・
保護された気持ち・不安や混乱からの自由
等を示し、
生理的欲求と同じぐらい強いとされます。

人類が戦争を繰り返していた時期では
生理的欲求安全の欲求
第一に考える事は当たり前でした。

戦前・戦後に生まれた70代以上と
その世代によって教育を受けた50代以上の
何割かは、
『食べれなくなる事』『不安になる事』
に対して、とても敏感です。

だから、その世代が頑張って力を合わせて
『食べれて安全な日本』を作ってくれました。

だからこそ、乗り越えてきた自負心と
なかった時の恐怖の両方を持っています。

『そんな事で食べていけるの?』
と聞かれたときは、
攻撃されているのではなく
心から心配しているんだな
と考えてみてください。

私の母(60手前)は、
生理的欲求安全の欲求
とても強い人でした。

私が夫を支えるために大企業を辞める時
母に大反対されました。
『母はここを心配してくれているんだな』
と思い、
その不安を払拭するような説明をしてきました。

そして、
『美穂なら何とかするでしょう』
と私を信頼してくれ、
何とか生活している私と夫に
目をつむってくれています。


次は所属と愛情の欲求です。

孤立や追放されたくない
共同体の一員に加わりたい
愛情深く温かく迎えられたい等を示します。

愛情って、とてもいい言葉ですよね。

ですが、満たされないままでいると
自分自身だけでは収まらず
他人をコントロールしたい欲求にも
発展する場合があります。

社会集団として
『みんなに迷惑をかけないように生きる事』
を念頭に置いてきた人たちは、
『村八分にならない事』に意識が向きやすいでしょう。

目立たないように我慢してきたと思います。

『そんな恥ずかしい事して!みっともない!!』
と言われたときは、
この人は『無視されたら生きていけない』と
考えているから、心配して言ってるんだ。
と、思ってください。

次は承認の欲求です。
『イイね!』が欲しい
と言えば分かりやすいでしょうか。


社会現象にまでなったので、
この欲求を持つ人達が一定数いるろ思います。

ですが、他の欲求と同じように
『ないと怖い』という感覚に陥るようです。

承認の欲求は大きく分けると2種類あり、
1つは、自己の自己に対する評価の欲求
もう1つは、他者からの評価に対する欲求
です。

前者は、達成・熟練や能力への自信などに対し
自分で自分を心からほめてあげる事。

後者は、評判や地位・名誉・優越などを求める欲求。
これらの欲求が満たされないと、
焦燥感や劣等感・無気力感などの感情が現れるので
対処が難しいのです。

同じように努力で成し遂げてきた人でも
心に余裕があれば
『まぁ、周りに承認してもらえなくても
 頑張ったことは自分が一番知っているし』
と、切り替える事ができると思います。

一方で、
頑張りすぎて心も疲れすぎてしまうと
自分の頑張りより冷遇された
と感じる事も多いでしょう。

『注目されないわよ』
と言われることはないと思いますが、

『こんだけ頑張ったんだ!!』
という人は多いと思います。

『男性は褒めたほうがイイ』の元は
承認の欲求からきているかもしれませんね。


今まで出てきた欲求は、
良くピラミッドの絵で見られますが
必ずその並びではないようです。

例えば、
命の危険を味わったことがない人には
生理的欲求は理解しにくいようです。
(実際、夫はお金に対して無頓着)

人間は経験したことやイメージしたこと
しか理解できないみたいです。

こういうところで『苦労した事』が
役たつのでしょう。

食べる苦労をしたから
生理的欲求の辛さが分かる。

安全な場所を確保するために努力したから
安全の欲求の不安が分かる。

自分から愛することを知ったから
所属と愛情の欲求の気持ちが分かる。

自分自身を・他人を認めることができたから
承認の欲求の焦りが分かる。

だから、どの段階で苦しんでいる相手でも
なんとなく気持ちが分かる。

そういう人間に、私はなりたいです。

あ、ここで注意が。

ただ言いたいだけの人には
付き合う必要ありませんよ(笑)

あなたのことを本気で心配している人の
言葉だけを採用してください。

最後に『自己実現の欲求』がありますが
これが最もLDMに当てはまるので、
次の記事で詳しく書きます。
対処法.jpg




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