家でのピリピリした空気を解消するために、
私は男性とお義母さんの間に入り
『本当はこう言いたかったのです』と
男性の本音を、お義母さんの心に入るように言い換え
また、お義母さんの本音を男性の心に入るように言い換えて
お互いが納得するまで話し合いました。
元々実家でしていた事なので私にとって、この翻訳は慣れたものでした。
しかし『どうして、本当の事を言われて怒るんだろう?』と思っていました。
その疑問の答えは、彼との検証(ケンカ)で分かったのです。
『人間は理性より感情で動くから』
人は怒りの感情を少しでも感じると、耳を傾けたくなくなるらしいです。
確かに、私も相手の本音が
私の思考を通した後に受け入れられない内容だった場合、
私も攻撃的になっていました。
思考は本人にとって無意識で行っている場合があるので
相手の本音が私にとって不都合と思考が判断した時に
『相手の本音=私への攻撃』と感じ取り、怒りになるのです。
その状態で私から発した言葉には、
『相手を正そうという自分勝手な思い』と『怒りの感情』が付随しているため
相手もそれらに反応し、感情的になり、話がまとまらない事が多々ありました。
自分の気持ちをしっかり感じるときには、怒りの感情は大事です。
喜怒哀楽の喜と楽はよくて、
怒と哀は感じる事はダメなんて、おかしいと思います。
ですが、さらに奥に踏みこんで、怒りの奥の第1感情まで目を向けてください。
実は、怒りを伝えるのは得策ではなく
怒りの奥の感情を言った方が相手には素直に伝わります。
自分の怒りの感情が、相手の素直さを奪ってる可能性もあるという事です。
また、相手の本音と相手の怒りを切り離して考えないと、
堂々巡りの喧嘩になってしまいます。
現状の言葉や感情―怒り―自分のフィルターや感情=相手の本音(相手の思考も含む)
これをしっかりすることで、フラットな状態で考えるようになり
自分が安定し、傷つきにくくなります。
この本音の部分を、LDMではさらに深堀していきます。
一方で、翻訳(人の想いを相手に伝わりやすい言葉に言い換える)では
私の感情が入らないので、上手くいくことが多かったです。
この翻訳とLDMで、彼の医学部受験のメンタルケアと面接対策を手伝っていました。
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